24日(土)香美町ジオパークと海の文化館研修室にて、24名が参加してスクールインタープリター養成講座を開催しました。
足下や目の前の自然事象全てに対して、お客様に五感で感じるガイドを愉しんで頂く「インタープリテーション」はジオパークガイドの必須スキルです。
インタープリテーションネットワークジャパン(IPNET-J)の本多孝先生及び正恵先生による講座では、インタープリテーションとは、子ども達への環境教育、そして、ジオガイド&インタープリターとしての地域での役割について講義して頂きました。
実際にプログラムを体験して頂き、多様性の楽しさを認知して頂いた後、昼食を挟んで、午後から実際に環境教育プログラムを自分で行って頂きました。
たった10分のプログラムですが、フリップカードや資料を自身で作っていくことも、今後のガイドでは大事なスキルになってきます。
今回は環境教育プログラムをガイドトレーニングとして行いました。ジオパークガイドは観光ガイドだけではなく、地域の環境保全保護も担っておりますので、住民向けだけでなく、小学校・中学校での環境学習リーダーにもチャレンジして頂きたいです。
また、ガイド業務では、20-30分の時間が取れるスポットで「石ころを探してみよう」「花を探してみよう」「どんな葉っぱがあるか探してみよう」というプログラムを敢えてやってみるのも一つです。
今回の余部では河川敷の石、余部崎灯台周辺の花や葉などでそのプログラムが出来るでしょう。バスツアーなどの団体では無理でも、個人グループのツアーなら、じっくり楽しめますね。
応用がなんぼでも利くインタープリテーションです。
このような実地トレーニングを今講座はあと2回予定しています。次回は7月8日。いよいよ、ノルディックウォークのガイド練習です!
朝9時から夕方4時半まで、びっちりの講習でした。参加者の皆様、お疲れ様でした!