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7/8 ノルディックウォーク&ガイド実習

· ジオパーク,養成講座,ガイド

この日、梅雨で高温と雨が心配されたのですが、何とか天気は持ちました。

 

講習項目はガイド実習とノルディックウォークの歩き方講座。講師は、山陰海岸ジオパーク2種ガイドの福原陽一郎さん。山陰海岸ジオパークの創世記から関わり、但馬のネイチャーガイドの第一人者です。

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午前中の座学では、ガイドのイロハではなく、エコツーリズムとジオツーリズムの違いや、ツアー料金の算出の仕方など、ジオガイドとしてツアーを企画でき販売できる能力を養う実践的な話が中心でした。

インタープリテーションの出来るガイドとして、「自分がおもしろいと感じたところはどこなのか?それはどうしてなのか?を考えてメモを取りましょう。どこでどの話をするのか、場所も記録しましょう」と課題を与えて頂き、午前中は余部橋梁空の駅へ。

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テキストを追加する地元集落に住むYさんにもマイクを持って頂いて、解説して頂きながらガイドポイントを皆さんがメモしておられました。地元の話は、地元の方に話して頂くに限ります!

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午後からは余部崎灯台へ移動し、香美町ウォーキングネットワーク代表の小林さんと南垣さんの指導のもと、ノルディックポールを使った歩き方トレーニング。初めて使う方も多かったのですが、皆さん上手で、すぐに使いこなしていました。頭で考えるより、とにかく歩く、が大事です。

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ここからは講師の福原さんが、ガイドの中でお客様にどう感じ、気付いて頂くか等を含めて、解説しながら余部崎灯台から約5.3Kmの距離を歩いて下りました。

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途中、御崎集落でトイレ休憩も兼ねて散策。遠く見える猫崎半島や経ヶ岬に心が洗われる思いでした。電線のない風景ってステキです。このような「ガイドしか知らないフォトポイント」も大事なガイドネタです。

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今回は5.3Kmの距離を一気に歩いてきたのですが、販売予定のノルディックガイドツアーは、このコースの往復コース。ガイド希望の方は、販売までに体力と持久力、ガイド力を付けておいてくださいね!

授業を担当して頂いた福原さん、香美町ウォーキングネットワークの小林さん、南垣さん、講習サポートをして頂いた兵庫県立大学大学院の先山先生、ありがとうございました。

次回は8/29(火)メディックファーストエイドです。