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9/27 自然公園法、リスクマネジメント、そして修了式!

山陰海岸ジオパークガイド養成講座、クランクアップ♪

· ジオパーク,ガイド,養成講座

5月から開催したジオパークガイド養成講座は、この日がラストとなりました。

自然公園法〜国立公園内の保護保全と利活用について〜

まずは、山陰海岸国立公園を管理する環境省竹野自然保護官事務所の小林レンジャーから、自然公園法について学びました。山陰海岸ジオパークでは環境省竹野&浦富自然保護官事務所のレンジャーの方々とも連携をして、保護保全活動もサポートしています。

 ジオパークは世界遺産と違い、保護に関する法律がありません。その代わり、その地域にある法律を遵守します。今回会場になった香住エリアなど、山陰海岸ジオパークの海岸沿いは山陰海岸国立公園に指定されていることから、自然公園法を学び、後世にこの素晴らしい景観と自然を残していく、そのサポートをジオパークガイドは担っています。

 小林レンジャーの講義やスライドが(もしかしたら歴代レンジャーの中で最も)分かりやすく、参加者からも「枯れ木は勝手に切ったらあかんのか?」など質問がいくつも出ていました。枯れ木で危険だと思われる場合は切っても良いことになっていますが、それでも一応、保護区域であれば電話一本入れてほしいそうです。

 

 今回はたったの40分弱と本当に短かったため、今度はガイドになった人向けにもう一度詳しく教えて頂きたいと思っています。

リスクマネジメントでは保険や法律も。

リスクマネジメントはわたくし、サポートスタッフの今井ひろこが、自身のガイド経験からリスクマネジメントの大切さ、事故が起こった後に使うことになる傷害保険、賠償責任保険のお話しと、事故になった際に罰せられる罪状や法律についてお伝えしました。

 リスクマネジメントとは、起こるかもしれない危険・突発事故を起こさない為の行動指針と「起きた時の対処方法」を可能な限り多く持ってもっておくことです。事故はヒヤッとした小さなミスの積み重ねで起こります。そのため、その芽を摘んでおくことが最も大切で、準備8割、本番1割、事後1割というほど、準備ですべて決まります。

 山陰海岸ジオパークガイドは賠償責任保険に加入することが義務づけられているため、傷害保険も含めて保険はしっかりと学んでおき、事故が起きればスムーズに使えるようにしたいですね。ちなみに傷害保険はお客様への見舞金、賠償責任保険は法的責任を問われた際に金銭的な対応をするためのもの。

 例えガイド料は交通費などの実費しかもらっていないとしても、誤って死亡させた場合は過失致死、怪我の場合は過失致傷に問われ、ボランティアガイドでも法的責任が発生します。そのためにもガイドをされたときにはきちんと報酬を頂き、そういうときのために備えておきたいですね。

最後は・・・修了式!

 修了式では受講者33名中、25名の方がこの日修了されました〜!また、講座のyoutubeを見てレポートを提出する人や代替講義を受講する方5名も今年中に修了予定です。

修了に際しては、共催の香美町のジオパーク推進協議会の藤原会長、主催の山陰海岸ジオパーク推進協議会からは米澤国際課長も駆けつけて下さり、受講生の皆様にエールを送って下さいました。

 今回の講座では、地元香美町だけでなく、町外の京都府京丹後市、兵庫県豊岡市、新温泉町、養父市、鳥取県倉吉市、大阪府からの参加者も全体の半数を占めていました。それだけでなく、全国のジオパークで問題となっている「ガイドの高齢化」はどこへやら、20代〜50代の方々が約半数を占め、世代間の交流も進みました。

 これから受講生はそれぞれの地でガイド登録をすると思いますが、ぜひ、余部もガイドして頂き、ジオパーク全体の「地形地質、風土と人々の暮らし」を俯瞰できるガイドになって頂きたいと思います。

 参加して頂いた皆様、この養成講座に注目して頂いた皆様、本当にありがとうございました。

 来月からは本格的にお客様をお迎えして、10月はノルディックツアー、11月以降は道の駅あまるべを中心に空の駅へのガイドとお仕事満載です。1回でも多くのガイド経験を積み、研鑽下さいね!

 この流れを引き継ぎ、本当にガイドをやっていきたい本気の方向けのアドバンス研修会を3月まで、私が主宰するNPOたじま海の学校で行います。楽しみです!

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